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ホーム事例集耐震補強とこだわり性能
 
 
 
耐震補強とこだわり性能 中古住宅 リフォーム
 耐震補強担当 一級建築士 塩谷敏雄
耐震補強担当 一級建築士 塩谷敏雄

築30年の中古住宅をご購入されたお施主様です。経年して傷んでしまった住宅の性能を向上させ、耐震性も考慮し、建物をよみがえらせる リフォームのお手伝いをさせて頂きました。断熱性・耐震補強、配管設備など、全ての素材にこだわり、住宅の仕様を活かしながら、設計提案・施工管理をさせて頂きました。一つ一つのエレメントには、お施主様のこだわりがあります。お施主様の多大なるご協力を頂けたからこそ、一緒に造り上げる事ができたことに、深く感謝致します。有難うございました。

こだわり建材

耐震補強

コボット・金物補強
断熱工法 セルローズファイバー
断熱ボード ラフトンボード
塗料 桐油
国産材 栗
 
◆ 地球にやさしい 断熱材 ◆
 
 ▼ セルローズファイバー
セルローズファイバーは、天然の木質繊維です。大きさが均一な無機繊維と比べて、セルローズファイバーは様々な繊維が絡み合っている為、この繊維の絡み合いで空気層を作ります。また、一本一本の繊維の中にも自然の空気胞があり、この空気胞の存在がより、熱や音を伝えにくくしてくれ、吸放湿性で適度な湿度を保ってくれる断熱材です。 セルローズファイバー
セルローズファイバーは、

1. 音の遮断性能 2. 高い断熱効果 3. 高い吸放湿性結露を防止

と、地球にやさしい、優れた断熱材です。
■セルローズファイバー施工の様子
@ 壁・天井に専用シートを貼っていきます A 専用シートに小穴をあけて、 そこから
   セルローズファイバーを吹き込んでいきます
B 角面の吹き込みが終了したら、小穴を
   専用シートでふさぎ仕上げていきます
 
 ▼ ラフトンボード
■ 日本の気候風土にあった
   素朴な断熱ボード


ラフトンボードは、杉やヒノキなどの、そのままでも充分断熱効果のある板に、パルプ積層断熱材を挟み込んだ、ムク板の断熱ボードです。
表面が杉やヒノキ材なので、仕上げを整えればそのまま内装材としても使う事ができます。
ラフトンボード
パルプ積層断熱材は、紙の原料にリサイクルすることができ、地球環境に優しい素材です。

こちらのお宅は、ラフトンボードの上に、栗の無垢材を張り仕上げています
 
◆ 耐震補強 ◆
 
耐震補強箇所 1F 耐震補強 2F
赤線のAは、耐力壁で補強します。   青●のBは、耐震補強金具で補強します。
 
 ▼ 三次元 耐震補強システム コボット
コボットコボット
間仕切りされていた壁を撤去し、オープンな間取りに変更する事になりました。どうしても耐震性を考えると撤去できなかった壁だったのですが、あらゆる方向からの複合的な衝撃にたえられる、「コボット」で耐震補強をすることで実現させました。
リフォーム 前→

撤去できなかった壁と、

外部の柱
撤去できなかった壁コボットで補強した外部補強
木造住宅の補強は、本来の柔構造の良さを生かすことが大切です。柱の上下に取り付ける「コボット」は、全方向に粘って耐えて元に戻る腰の強さが特長です。
 
 ▼ ホールダウン金物
ホールダウン金物は、柱脚と横架材(建物の骨組で横に架け渡された構造材)を接合させる耐震補強金物です。

( 図面 Bの箇所 です)
ホールダウン金物
通常ホールダウン金物を取り付ける場合には、柱や土台に穴あけ加工が必要です。しかし、リフォームの場合はこれらの施工に制約があります。こちらで採用したホールダウン金物は、柱や土台への穴あけが不要な為、床合板の上から取り付けすることが可能な金物です。 短期基準耐力 性能試験適合品
 

10cmのコンクリートを打設した基礎
 ▼ 基礎の補強
こちらのお宅は布基礎仕様でした。
床下の湿気対策と耐震性を高める為に、厚さ10cmのコンクリートを打設しました。
左の写真は床下点検口からみた補強した基礎の状態です。
コンクリートを打設したことで、床下収納としても使っていただく事ができるスペースになりました。お施主様はアウトドアがご趣味なのでキャンプ道具なども収納頂けます。
リフォーム
リフォーム 前の基礎の状態
 
◆ 空間を見渡せる シンプルなLDK ◆
 

空間を見渡せる LDK
 ▼ リフォーム ポイント 間仕切りを撤去しオープンスペースに
リフォーム 前は、洋室2間に間仕切りされていましたが、壁を撤去し、オープンなリビングダイニングスペースにしました。床は栗の無垢材を張り、天井と壁は国産の合板を張りました。自然塗料の桐油をお施主様自らが塗られて仕上げたこちらの空間は、自然素材の風合いがとても居心地のいい、落ち着ける空間です。
リフォームリフォーム 前
 
◆ キッチン もシンプルに ◆
 

シンプルなキッチン
キッチン
リビングと同じスペースに取り付けられるキッチンは、インテリア性の高いものをと、お施主様のご希望で、ヨーロッパのデザインを取り入れた、コンパクトキッチン 「レミア」を採用しました。
リフォームリフォーム 前
レミアは、オプションパーツを組み合わせていくフレームタイプですので、自分スタイルのキッチンを作る事ができます。

キッチンパネルは、国産材合板の上にステンレスを張って仕上げました。水まわりのお掃除も簡単です。
 
◆ 機能的で明るく、くつろげる 水まわり空間へ ◆
 

浴室・洗面・トイレを一つの空間に
 ▼ リフォーム ポイント 空間に広がり感を生ませました

リフォーム 前は、浴室・トイレ・洗面所はそれぞれ個室でしたが、建具をうまく使い、引戸をオープンに開ければ、ホテルのレストルームを思わせるような一つの空間へ、引戸を閉めれば個室にと使って頂くことができます。プライベートの時にはオープンな広々とした空間で使用し、お客様がおみえの時には、個室へと、その時々で様々に空間を変身させる事ができます。

リフォームリフォーム 前

↑ストレスのない動線
リビング横の引戸を開けると、水廻りの空間へとつながります。
玄関ホールからもアクセスできるので、宅内どこに居てもストレスのない動線設計です。



浴室内からみた水廻り空間
浴室・洗面所・トイレは、個室として使って頂けるスペースに設計されていますが、引戸建具をオープンすることで、3つの水廻りが一つの空間へと広がり、開放感のある、とても使いやすい動線設計です。

開放感を感じさせてくれるのは、なんと言っても浴室のガラスドアです。

日本板ガラスの防犯ガラスを取付け、安全性も考慮しながら、こだわりのお洒落な水廻り空間の完成です。

浴室からみた水廻り空間
 
浴室

浴室ドアはガラスの開き戸を取付け、間仕切り部分にはガラスがはめ込まれています。採光がとれ、とても明るいスペースに仕上がりました。

こだわりのシャワーバーを取付け、一日の疲れをゆったりと過ごして頂くことができる、こだわりの設備が光る浴室です。

リフォームリフォーム 前
 
洗面所とトイレ
洗面所とトイレ

■洗面所
カウンタータイプの洗面化粧台を取付けました。
右側の壁を利用して、小物を収納していただける棚を造り付けし、鏡の扉をつける事で、コンパクトながらも機能性のある収納棚になりました。

■トイレ
洗面所の引戸を開けると、トイレにつながります。限られたスペースの中でも、広がりが感じられますね。

リフォーム一体感のある洗面・トイレ・浴室キッチンを完全に独立させます
リフォーム 前
 



玄関ホール

玄関ホール

リフォーム
リフォーム 前

洗濯置き場

洗濯置き場

洗濯機置き場


階段下の空きスペースに、洗濯置き場を作りました。こちらのスペースには、ななめドラム式の洗濯機が置かれます。隣接しているトイレに小窓を取付、水道蛇口に手が届くように工夫しました。寸法も洗濯機とぴったりあわせ設計されています。
洗濯置き場の小窓
 
◆ 開口をフルオープンできる サッシ ◆
 

システム オープンウィン
トステム オープンウィン

全開口 サッシ

リフォーム前開口サッシに交換します
リフォーム 前


開けるとフルオープンに

開放感いっぱいのサッシ


サッシは、トステム社製の「オープンウィン」を採用しました。オープウィンは、開口スペースいっぱいに、窓を開ける事ができるので、開放感が想像以上に広がるサッシです。
 
◆ 水道 設備システム ◆
 
さや管ヘッダー方式
さや管ヘッダー方式


■メンテナンスが容易な配管設備


水道管は普通、硬質塩化ビニル管や塩ビライニング鋼管が使われています
でも、水道管は年月が経つと配管の交換が必要です。

そこで、水道管のメンテナンスを容易にできるよう、床下点検口に「さや管ヘッダ」を取り付けました。

「さや管ヘッダー方式」は、ポリエチレン製のやや硬めの管を引き回し、その中にホースのような柔らかい管を通します。

これらの管を分岐金具から、角栓ジョイントまで繋げます。繋ぎ目がないから管の途中で漏水せず安心です。

さや管は管が柔らかいので、配管の交換が必要な時には、床下点検口にある分岐金具からホースを引き抜き交換することができるので、メンテナンスが容易にできます。

 
◆ 電気 設備システム ◆
 

アースをつける


■電磁波対策


電磁波の対策にと、コンセントには全てアースを取り付けました。
アースを正しく取る事で、電磁波は妨げる事ができます。

「アース」とは、地中深く埋め込んだ銅板と電気器具とを電線で接続し、電気を逃がす通路のことです。

■漏電などの危険防止にもなります

漏電している器具に触れると、電気はその人の体を通り大地に流れていきます。これが「感電」ですが、アースを取り付けることによって、万一漏電した場合にも人体に電気が流れるのを防ぐことができます。

■こだわりのプレート

左写真は、お施主様がお選び下さったコンセントプレートです。
シンプルなデザインのこのプレートは、自然素材の無垢材にとても似合っています。シンプルに仕上げた居住空間のアクセントになったこだわりのエレメントです。

 


取材担当
鳥越亜紀子

取材担当者からのコメント

こちらのお宅は、一つ一つの建材にとてもこだわりをもたれた リフォームです。見えない部分の建材も地球環境のことを考えた、リサイクル可能な素材がふんだんに使用されています。シンプルながらも、細かな設備にもこだわり、コンセントや水栓・照明・建具の取っ手など、センスあふれる商品ばかりでした。
お施主様の意識の高さに感謝させていただくと共に、エコ リフォームならではの施工をさせて頂くことができました事、本当に有難く思いました。たくさんのご協力を頂きましたお施主様に御礼を申し上げます。有難うございました。


後追い営業は致しません。お気軽にご相談下さい。
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